今年もあと1週間を切りました。平成最後のお正月を控え、町はお正月ムードで盛り上がっていますね。長かった年賀状に関するご相談もやっと一息つきました。
早い人はもう10月後半から年賀状に関するご相談にやってこられていました。パソコンを操作できるようになりたいという動機のひとつに「年賀状を自分で作りたい」というのが多いのもうなずけます。
年賀状に関するご相談で多いのは「宛名印刷」
今年多かったご相談といえば、やはり宛名印刷でした。中には年賀状作成ソフトがインストールされていることを知らずに相談に来られる人もいらっしゃいました。
年賀状作成ソフトといえば、
- 筆王
- 筆まめ
- 筆ぐるめ
が代表格です。ここ5年以内に購入されたパソコンなら上の年賀状作成ソフトのどれかがインストールされている可能性が高いです。
年賀状の宛名印刷をするなら年賀状作成ソフトを使うのがおすすめ
Wordを使って年賀状の宛名を印刷することも可能ですが、年賀状作成ソフトのほうが位置ずれが少なく、年賀状を送ったか送っていないかも記録しておけるので便利だと個人的には考えます。
もし、年賀状作成ソフトがインストールされていることを知らずに、Excelで住所録を作成し、Wordで宛名印刷をされているのであれば、Excelで作成した住所録を年賀状作成ソフトにインポートすることができますし、違う年賀状作成ソフトで作った住所録もインポートすることができます。
Wordではがき印刷をするとよく表示されるエラーメッセージ
それから、Wordで宛名印刷をするときに、エラーメッセージが表示されることがあります。大体は問題なく印刷できるのですが、気になる方は別記事にまとめましたのでご一読いただければ、と思います。
年賀状作成ソフトがなくても年賀状の裏面は作成・印刷できる
年賀状作成ソフトがインストールされていなくても、年賀状の裏面は印刷できます。
印刷に必要な素材(画像)はインターネットに接続できるパソコンがあれば、ダウンロードして利用可能です。以下に、年賀状の裏面を印刷する、または作成できるホームページをいくつかまとめてあります。
年賀状作成のホームページから素材(画像)をダウンロードし、Wordで年賀状の裏面を作成するなら、画像を自由に移動させられる操作も合わせて覚えておくといいかもしれません。
それから、書店やコンビニで手に入る「MOOK版」を毎年購入される人がいらっしゃると思います。
MOOK版の中には宛名印刷ができるソフトが同梱されていることがあるのですが、古い宛名印刷ソフトだと動作しないことがあります。
宛名印刷ソフトもそうですが、年賀状作成ソフトも何かの不具合が発生すると住所録が取り出せなくなる可能性がありますので、年賀状の印刷が終了したら住所録をバックアップしておくことをおすすめします。
まとめ。
ちなみに、年賀状の裏面にあいさつ文を入力するとき、「、」や「。」などの句読点を使わないというのをご存知でしょうか。意外とご存知ない方がいらっしゃるのでご注意くださいね。
いよいよ平成最後のお正月がやってきます。今週末には大寒波が日本列島を覆うという話も耳に入ってきます。くれぐれもご注意いただいて、楽しいお正月をお過ごしくださいね。