ファイルを保存したり持ち運んだりするときに便利なUSBメモリ。何度も読み書きができ、書き込むためにソフトを準備する必要もないのでUSBメモリを使っている人は多いと思います。
ところが、USBメモリをパソコンに挿しこんでも反応がない、パソコンがUSBメモリを認識しなくなることがあります。
この記事では、USBメモリをパソコンが反応しない、認識しないときの対処法を書いています。
USBメモリをパソコンに挿しこんでも反応がない、認識しないときの対処法
USBメモリをパソコンのUSBスロットに挿しこんでも反応がない場合、いつもより時間がかかっているだけということもあります。たとえば、Windowsやセキュリティソフトなどの更新プログラムを読み込んでいるときなどはUSBメモリだけではなく、パソコン自体の反応も遅くなることがあります。
USBメモリを挿し込んだのに反応しないときは、少しだけ待ってみると反応することがあります。
が、5分ほど待ってもUSBメモリを認識しないのであれば、次の方法でUSBメモリをパソコンが認識しているかを確認しましょう。
タスクバーの常駐アイコンが並んでいるところにUSBのアイコンがあるか
まず、USBメモリをパソコンが認識できていれば、タスクバーの常駐アイコンが並んでいるところに、USBのアイコンが表示されます。
もし、この常駐アイコンが並んでいるところにUSBのアイコンが表示されていなければ、パソコンはUSBメモリを認識できていません。
常駐アイコンにUSBのアイコンがなかったらUSBメモリを一旦抜いて挿し直す
USBメモリをUSBスロットから抜き、USBメモリに傷がついていないか折れていないかをチェックし、もう一度USBスロットにUSBメモリを挿しこんでみましょう。
USBメモリを別のUSBスロットに挿し直してみる
それでも認識できていないのであれば、USBメモリをUSBスロットから抜き、別のUSBスロットに挿し直してみましょう。これでUSBメモリを認識できれば、始めに挿したUSBスロットに不具合がある可能性があります。
USBメモリを抜いてパソコンを再起動。再起動したらUSBメモリを挿し直してみる
パソコンのUSBスロットにUSBメモリを挿し直してもパソコンが認識できないなら、USBメモリをUSBスロットから抜いて、パソコンを再起動させましょう。
パソコンが再起動したら、改めてUSBスロットにUSBメモリを挿し込み、パソコンが認識するか確認しましょう。
デバイスマネージャーでUSBスロットに異常がないかをチェックする
それでもUSBメモリが認識されないなら、「デバイスマネージャー」を使ってUSBスロットの状態を確認します。
USBメモリを挿してしばらくしても認識しないとなれば、「デバイスマネージャー」でUSBメモリの状態を確認してみましょう。うまく認識できていないときは、USBスロットのところに「!」マークや「×」マークが表示されていると思います。
デバイスマネージャーの起動方法は以下の記事に書いてあります。
デバイスマネージャーでUSBスロットに「!」や「×」がついていたら
デバイスマネージャー上でUSBメモリにビックリマークや赤い×マークがついていたら右クリック→「削除」をクリックしドライバを削除してからもう一度USBメモリをパソコンに挿してドライバをインストールしてみましょう。
詳細は以下のホームページに書いてあるのでよく読んでから試してみてください。
さらに可能性のひとつとして、パソコン本体に必要以上の電気が溜まっている可能性があるので放電してみるというのもひとつの手です。
USBメモリというのはファイルを持ち運ぶにも便利だし、書き込むソフトも不要で使いやすい記憶装置です。わたしももちろん使ってはいます。
が、USBメモリは永久的に使用できるものではないということ、持ち運びやすいということは壊れたり傷がついたりする可能性も高くなるということ、また持ち運ぶことで紛失の可能性も高くなることを十分に理解して使用するようにしてくださいね。
USBメモリにはキャップをつけられるものもありますし、キャップが不要なものもありますが、どれを選ぶかはUSBメモリの使い方に合わせて選ぶようにしてください。
たとえば、家の中に置いておく、持ち運ぶことはないというのであればキャップのついているUSBメモリがいいと思います。
ストラップが付けられるUSBメモリにするとキャップと本体をストラップでつないでおけるのでキャップを紛失することも少ないかなと思います。
また、持ち運ぶ頻度が高いならキャップを無くさないようにキャップレスのUSBメモリ。
キャップレスのUSBメモリなら100均で手に入るファスナー袋に入れておくといいと思います。