LINEの「無料電話」。どれだけかけても料金がかからないという意味ではない

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とうとう11月に入りました。日ごとに冷え込みが増してきますね。

さて。昨日、仕事の合間に喫茶店でコーヒーを飲んでいるとカウンターに座る70代前後の男性2人の会話が耳に入ってきました。

男性A「知り合いにな、LINEの電話は料金がかかるって言われたんや。無料て書いてあるのに料金かかるんか?」

男性B「ほんなもん、嘘やわ。料金かからへんで。知り合い、嘘言うてるわ」

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LINEの無料電話は「まったく料金がかからない」「タダで電話ができる」というわけではない

LINEの画面で「無料電話」と書かれていますが、厳密に言うとLINEの無料電話は料金が少なからずかかっています。

厳密に言うと、と断りを入れたのには訳があります。

LINEの無料電話の「無料」とは、通話料金がかからないという意味

その訳とは、LINEの無料電話は確かに通話料金がかかりません。

ここでいう通話料金とはスマホで誰かに電話をかけるときに使う画面で、相手の電話番号に向けて発信するとかかる料金のこと。

LINEを使っていない人に連絡を取るとき、ご自身のスマホの電話帳(連絡先)に登録されている電話番号をタップして通話ボタンをタップしますね。この操作を行ったときにかかるのが「通話料金」です。

LINEに登録されている友だちに連絡を取るとき、LINEの友だちをタップしたあと無料電話をタップする。この操作をするなら、先ほど書いた「通話料金」がかからないだけなのです。

そして、その「通話料金」の代わりに「パケット」を消費しているということを知らない人がいるということを男性二人の会話で知りました。

つまり、男性Aさんの知り合いの方が言った「LINEの無料電話は料金がかかる」という意味は、この「パケット通信」「パケット料金」のこと、なのです。

Wi-Fiに接続したスマホでLINEの無料電話を使ったら

ただし、Wi-Fiにスマホが接続されている状態であれば、パケット料金はかかりませんね。

こうなれば、男性Bさんがいう「LINEの無料電話は料金がかからない」に近づきます。

とはいえ、そのWi-Fiというのは、インターネット回線の契約がなければ使用できません。

インターネット回線の契約には料金がかかっていますね。厳密に言えば、LINEの無料電話は料金がまったくかからないという意味ではなく、何かしらの料金は少なからずかかっている、ということになるのです。

Wi-Fiを利用するのとスマホのパケットを利用する違いは?

スマホの契約プランにはパケットデータ量の上限が設定されているのに対し、インターネット回線は毎月定額を支払えばどれだけ使ってもそれ以上料金がかかることはありませんし、データ量の上限設定もありません。

スマホでパケット料金を支払ってインターネットに接続するのと、インターネット回線を契約して、ルータを使ってWi-Fi環境を作ってインターネット回線に接続する、どちらがお得かと考えれば後者です。

「パケット料金」「パケット通信」「パケットプラン」について

データ量を考えてみると、インターネットに接続して閲覧するホームページよりも動画を見ることのほうがデータ量が多くなるのはご存知の人も多いと思いますが、それ自体を理解されていない人も少なからずいるのが現実です。

というのも、先日行ったスマホの相談会、パケット料金についての相談が一番多かったのです。

スマホの料金プランに含まれているこの「パケット料金」の意味が今ひとつ理解できていないことがきっかけとなり、パケット量を無用に多く消費している人が多い。

スマホのプランを契約するとき、パケット上限でプランを考えますね。たとえば5GBとか50GBとか。その中身をよく理解せずに進められるがまま料金プランを契約してしまう人が本当に多かったのです。

特にこれは無駄でしょう、と思ったのが高齢夫婦ふたりの世帯でパケット上限が50GBのプランに入っていたこと。実はその家にはWi-Fiが設定されていました。もちろん、家の中で使うのであればスマホはWi-Fiに接続されるようになっていました。

利用状況を確認してみると、おふたりとも家以外ではほとんど電話くらいしか使わないし、メールもSMSを使ったりLINEのメッセージをやり取りしたりする程度だそうで。それなのに50GB上限の契約プランに加入…。

さすがに大き過ぎるプランなので、携帯電話会社の店頭に行ってパケットの利用量を調べてもらい、契約プランを見直してもらうようにおすすめしました。

LINEの無料電話は「料金がまったくかからない」という意味ではない。のまとめ

偶然耳にした男性ふたりの会話を聞き、無料電話という言葉の意味を誤って理解する人がいることを知りました。

確かにLINEの無料電話には、通常電話をかけるとかかってくる「通話料金」はかかりません。が、LINEの無料電話をかけている環境によってはパケットを消費している、というのが正しいのです。

もし、パケット契約の上限が小さければすぐに上限を超えてしまい、通信制限がかかっていまいますし、上限が大き過ぎると無駄にパケット料金を支払ってしまうことにもなります。

パケット上限を超えず、かなりのパケットを残した状態になってしまう契約をしている人も多くいます。

さらにいえば、家族割のように家族で大きなパケット契約を行っていることを知らないで、パケットを使い過ぎた結果、家族全員が通信制限の対象となってしまい、追加料金が発生しているという話もよく聞きます。

ご自身が契約プランを設定している場合はそういうことが起こりづらいのですが、高齢者の多くはご自身のお子さんが契約の主回線になっている場合が多く、「家族とパケットを分け合っている」ことを理解せず、動画をたくさん閲覧した結果、あっという間にパケットの上限を超えてしまったことでお子さんに叱られたとよく聞きます。

スマホを使うには、料金がふたつ発生していること。ひとつは通話を行うために支払う通話料金、もうひとつがインターネットやアプリを使うときに消費するパケット料金。

そして、アプリの中にはパケットを消費するものがあることをよく理解していただいて、無駄に料金を支払うことがないようにしたいものですね。

著者情報
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。

高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

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