スマホでアプリを使用していると「トラッキングを許可するか」と画面が出ることがあります。トラッキングとは何か、トラッキングを許可するとは、拒否するとはどういうことなのでしょうか。
トラッキングの許可とは?トラッキング要求は許可したほうがいい?
トラッキング要求を許可するとは?
トラッキングとは、特定の事や物を追跡・分析するという意味なのですが、追跡とあると何だか不安な気持ちになる人もいるかもしれません。
トラッキングは、閲覧しているホームページや使用しているアプリをどのように利用しているかという「行動履歴」を記録し、サービスの向上に生かすために利用されます。
たとえば、Googleなどで気になる情報を収集した後、画面に表示される広告が自分の興味・関心に近いものだなと感じたことはないでしょうか。自分の興味・関心に近い広告が出やすくなるのは、トラッキングで得た行動履歴をもとに、利用する側が興味・関心を持ちそうな広告などを掲載しているからなんですね。
トラッキング要求は許可しないといけないのか
基本的にトラッキングを要求されても拒否して問題ありません。
トラッキング要求を拒否するということは、自分がどのように端末・アプリを利用しているかという履歴を渡さないという意味なので、その端末・アプリが利用できなくなることはありません。
トラッキング要求を拒否すると、自分が興味・関心を持っていない広告が表示されるようになったり、今までIDやアカウント・パスワードを入力しなくてもログインできたものが入力しないとログインできなくなったりすることがあります。
トラッキング要求の許可・拒否はどうやってするの?
トラッキング要求の許可・拒否は、画面が出てくればその時点で許可・拒否を選択してもらえばいいのですが、後からトラッキング要求の許可・拒否を切り替えたくなることもあります。端末や環境によってトラッキング要求の許可・拒否の方法は異なります。
Androidスマホでトラッキング要求の許可・拒否を切り替える方法
- 「Chrome」アプリを開く
- アドレスバーの右にある「…」をタップ→「設定」をタップ
- 「プライバシー」をタップ
- 「トラッキング拒否」をタップ
- オンにすれば拒否、オフにすれば許可
iPhoneでトラッキング要求の許可・拒否を切り替える方法
- 「設定」アプリを開く
- 「プライバシー」をタップ
- 「トラッキング」をタップ
- トラッキングを要求したアプリが一覧表示されているのでアプリごとに設定するか、すべてのアプリでトラッキング要求を拒否するなら「Appからのトラッキング要求を許可」をオフにする
参考記事 「アプリのトラッキング要求」は許可すべき? – いまさら聞けないiPhoneのなぜ | マイナビニュース (mynavi.jp)