ある会の名簿を作成されている方から「前に教えてもらったドラッグして連番入れる方法で100まで入れようとドラッグしたらうまくいかなかった。Excelで100まで連続番号を入れる方法はないか」と質問がありました。
Excelでは、元になる番号を入力し、フィルハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグ、オートフィルオプションをクリックして「連続データ」をクリックすれば、ドラッグした分だけ連続番号を入れることができます。
ただ、この方がおっしゃるように1から100までの連番を入れようとすれば、100行分ドラッグが必要になります。これはあまり現実的な方法ではありませんね…。
この記事では、元になる番号を入力後、希望の番号までドラッグせずに連続番号を入れる方法について書いていきます。
Excelで1から100までの連続番号をドラッグせずに入力する方法
元になる番号(今回は1)を入力し、このセルを選択した状態で、[ホーム]タブにある「フィル」ボタン横の▼をクリック、
「連続データの作成」をクリックします。
連続データの画面が開いたら、今回は縦方向に連続番号を入れたいので範囲を「列」に変更、増分値が「1」になっていることを確認、停止値を「100」と入力し、OKボタンをクリックします。
これで、1から100までの連続番号を入力することができます。
Excelで連続番号を入力する方法は他にもある
以前からよく使われていた、Excelでの連続番号の入力方法は、ひとつめのセルに始まりの値、ふたつめのセルには次の値を入力し、このふたつのセルを範囲選択し、フィルハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグするというものでした。
この方法だと、ドラッグしている間に出る吹き出しを見ながら操作できるので連続番号を入力しやすいと思います。また、この方法だと「5・10・15…」などのとび番号も入力することができます。
他にも、始まりの番号を入力し、そのセルを選択した状態でフィルハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグ、「オートフィルオプション」をクリック、「連続データ」をクリックする方法でも連続番号を入力することができたり、
フィルハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグしても連続データがオートフィルオプションが表示されない、または別のもの(クイック分析オプション)が表示される場合は、以下のサイトを見て設定を確認してみてください。
フィルハンドルにマウスポインタを合わせてドラッグする時、マウスの右ボタンを押しながらドラッグしても連続番号を入力することができます。
あと、関数を使って連続番号を入力する方法もあります。