Excelで、毎月の行事予定表を作成しているという人から、毎月カレンダーを見ながら入力しているが、日付を変えたら曜日も自動で変わるようにしたい。できれば(月)のようにカッコも付けたいと問い合わせがありました。
月曜日の「月」とExcelで入力し、オートフィルを使うと「火、水、木・・・」と曜日を順番に入力することができますが、
ところが、「(月)」と入力して同じようにオートフィルを使うと下の図のように「(月)」という文字列が単にコピーされるだけになってしまいます。
この記事では、Excelで行事予定表などを作成する際、毎月1日を入力すれば日付が自動的に入れ替わり、曜日も(月)のように自動的に変更が反映されるようにする方法をご紹介します。
Excelで毎月1日を入力すれば日付と曜日が自動的に変更が反映されるようにする方法は?
Excelで行事予定表などを作成する際、毎月1日の日付を入力し直すだけで2日目以降の日付も曜日も自動的に変更が反映されるようにするには、簡単な計算式と関数を使います。
毎月1日の日付を入れ直すだけで自動的に日付の変更が反映されるよう計算式を入れる
まず、セルに1日の日付を入力します。たとえば、9月1日としたい場合は、セルに「9/1」と入力してEnterキーを押しセルを確定させます。
2日目以降はひとつ上のセルに「1」を足すという計算式を入力し、Enterキーを押してセルを確定します。
3日以降は2日目として入力した計算式をオートフィルで9月30日になるまでコピーすれば、毎月1日を入れ直すだけで自動的に日付の変更が反映されるようになります。
日付を元に関数を使って曜日を自動で入るようにする
次は曜日です。日付の右側のセルに曜日を自動で反映されるよう関数を入れていきます。日付を表示するために使用する関数は「TEXT(テキスト)」です。
9月1日と出ているセルの右側のセルを選択し、数式バーにある「関数の挿入」ボタンをクリックします。
関数の挿入画面が開きます。関数の分類にある▼をクリック、文字列操作をクリックします。
関数名の中から「TEXT」を見つけてクリックし、OKボタンをクリックします。
値の枠にカーソルがあることを確認し、日付(例だと9月1日と入っている)のセルをクリック、
表示形式の枠内をクリック、「”aaa”」と入力し、数式の結果に「木」と出たのを確認してOKボタンをクリックします。
これで、日付の右側のセルに曜日を自動で表示することができるようになりました。
次は、曜日を「(月)」のようにカッコを付ける方法です。