毎月、Excelで行事予定表を作成しているという人から「日付の横に曜日を入力しなくちゃいけないんだけど、もっと簡単に入力できないかな」と問い合わせがありました。
たとえば、2022年9月1日を始まりとした行事予定表を作成するなら、セルに「9/1」と入力し、Enterキーでセルを確定すると「9月1日」と表示されます。
その「9月1日」と表示された横のセルに、2022年9月1日は木曜日なので「木」と入力します。
次に、「9月1日」と「木」が入っている2つのセルを同時に選択し右下に出る■(オートフィルハンドル)にマウスポインタを合わせて

下方向にドラッグすれば、日付と曜日を同時に入力することができます。


ただ、これだと毎月1日の日付を入力し、カレンダーなどで曜日を確認して右側のセルに入力、2つのセルを選択して日付の分だけドラッグするという操作が毎回必要になります。
Excelで毎月日付を入れ直せば自動で曜日が変わるようにするには
TEXT関数を使うと日付を元に曜日を取り出すことができる
毎月1日の日付を入力し直したら曜日が自動で反映されるようにすればカレンダーなどで曜日を確認する手間は省けます。それには、TEXTという関数を使って日付の入ったセルを参照して曜日が自動で反映されるようにします。
日付の横に入力した「木」という字を削除し、

数式バーにある「関数の挿入」ボタンをクリックし、

「関数の挿入」画面が開いたら「関数の分類」横にある▽をクリック→「文字列操作」をクリック。

「関数名」の中から「TEXT」をクリックし、OKボタンをクリック。

「関数の引数」画面が開いたら、値の枠内をクリック→日付が入っているセルをクリックして選択、

「表示形式」の枠内をクリック、「”aaa”」と入力してOKボタンをクリック。

日付を元に曜日を別のセルに取り出すことができました。
9月2日、3日…と続けて入力したい場合は、日付のセルと曜日のセルを一緒に選択し、

曜日の入ったセルの右下にある■(フィルハンドル)にマウスポインタを合わせて

必要な分だけドラッグすればOKです。
