先日、デジタルカメラでたくさん写真を撮るからメモリカード(SDカードなど)の容量は大きなほうがいいよねと質問をいただきました。
メモリカードの容量が大きければその分たくさんの写真や動画を撮影し、保存することができます。が、デジタルカメラによっては容量の大きなメモリカードを使うことができないことがあります。
この記事では、デジタルカメラで使用できるメモリカード(SDカードなど)の選び方についてまとめていきます。
デジタルカメラで使うメモリカードはどう選ぶ?
デジタルカメラによっては使用できるメモリカードが違う
メモリカードにはたくさん種類があり、保存できる容量にも違いがあります。
写真や動画をたくさん撮影し、保存したいからと容量の大きなメモリカードを選びたくなりますが、デジタルカメラによって選ぶべきメモリカードがあります。
デジタルカメラの取扱説明書をよく見て、デジタルカメラが認識できる最大容量のメモリカードを準備するようにしましょう。
キヤノンのコンパクトデジタルカメラIXY650を例に、メモリカードの選び方を見ていきます。
取扱説明書を見ると、こんなふうに書かれています。
このデジタルカメラで使用できるメモリカードの種類はSD、SDHC、SDXCの3タイプですが、SDカードは正しく動作しないかもしれないと書かれているのでSDメモリカードは選ばないほうが良さそうです。
また、説明に以下のカードが容量に制限なくお使いになれますとあるので、SDHCメモリカードかSDXCメモリカードのどちらかを選べばいいことが分かります。
メモリカード(SDカードなど)は消耗品
パソコンについて質問ができる相談会に来られる方の中には、デジタルカメラで撮影した写真がメモリカードに保存されたままになっていたり、メモリカードがいっぱいになったら新しいメモリカードを購入しメモリカードに保存した写真をそのままにしていたりすることがあります。
メモリカードは使用頻度にもよりますが、長期間の保存には向いていません。昨日まで保存できていたのにいきなり保存できなくなったり、保存した写真や動画のファイルが再生できなくなったりします。
写真や動画のファイルを長く保存しておきたいのであれば、パソコンに取り込んだり、パソコンに取り込んだファイルをDVD-Rなどに保存するようにし、メモリカードに保存したままにしないようにしましょう。