Excelの授業中、「数字を入力したら日付になってしまう」と質問がありました。画面を見ると、1と入力してセルを確定すると「1月1日」と表示されます。セルに入れた数字を削除してもう一度1と入力しても同じ結果になってしまいます。


この記事では、数字を入れると勝手に日付になってしまった時の解除方法とその原因について書いています。
Excelで1と入力すると1月1日となってしまう。解除するにはどうすればいい?
セルに1と入力すると1月1日となってしまったのを解除するには、「書式のクリア」を使います。
1と入力すると1月1日と表示されてしまうセルを選択し、「ホーム」タブにある「クリア」ボタンをクリック、「書式のクリア」をクリックすると、1月1日と表示されていたのが1となります。

Excelで1と入力すると1月1日となってしまうのはなぜ?数字を入れたら勝手に日付になってしまう原因は?
Excelで日付を入力したセルは、入力してある日付を削除しても日付の書式だけが残ってしまいます。これが、1と入力したのに1月1日と表示されてしまう原因です。
では、1と入力したら1月1日と出てしまうのは日付の書式が残っているからということは分かりましたが、なぜ1が1月1日と表示されるのかにも少し触れておきます。
Excelでは日付は「シリアル値」を使って日付の書式で表示されるようになっており、1は1900年1月1日を表しています。
このシリアル値を使って生年月日から満年齢を求めることができます。