Excelで○以上には○、それより小さい場合は△というように条件を指定して分岐するには、論理関数のIFを使いますが、条件が3つ以上ある場合は、IFではなくIFS(イフエス)関数を使う方法もあります。※ただし、IFSはExcelのバージョンが2019以上で使えます。
この記事では、IFS関数を使って、テストの点数が80点以上ならA、60点以上ならB、それより低い点数ならCと判定すると仮定してIFS関数の使い方を書いていきます。
IFS関数を使って3つ以上の条件を指定して判定するやり方
仮に以下のような表があったとします。

点数が80点以上ならA、60点以上ならB、それより低い点数だったらCという条件を指定して点数を判定していきます。
関数の挿入画面からIFS関数を探す
IFS関数を挿入したいセルを選択し、「関数の挿入」ボタンをクリックし「関数の挿入」画面を開きます。関数の分類を「論理」、関数名の中にある「IFS」をクリックしてOKボタンをクリックします。

IFS関数に1つめの条件を入力していく
関数の引数画面が開いたら、条件を入力していきます。
IFS関数では、条件の値が大きい方(今回は、80点以上)から指定していきます。
判定したい点数が入っているセルを選択すると、論理式1にセル番地が入ります。

論理式1のセル番地の右にカーソルがあるのを確認し、キーボードで>=80と入力します。

「値が真の場合1」の枠内をクリックし、表示したい文字(今回は80点以上の人にはA)を入力します。

「値が真の場合1」を入力すると下に「論理式2」の枠が出てきます。
2つめの条件を入力していく
「論理式2」には2つめの条件である60点以上という条件を指定していきます。
「論理式2」の枠内をクリックしてカーソルを出し、判定したい点数が入っているセル(論理式1で指定した同じセル)をクリック、枠内にセル番地が入ったことを確認し、続けてキーボードで>=60と入力します。

「値が真の場合2」の枠内をクリックしてカーソルを出し、表示させたい文字(今回はB)を入力します。

3つめの条件を指定しようとしたら「値が真の場合3」の枠が出てこない?!
最後に3つめの条件である60点未満ならCと表示するという条件を指定するために、「論理式3」の枠内をクリックしてカーソルを出し、判定したいセルをクリック、セル番地に続けてキーボードで<60と入力したのですが、「値が真の場合3」という枠が出てきません。

関数の引数画面の右側にあるスクロールバーの▼をクリックすると「値が真の場合3」の枠が出てきた!
どうやって「値が真の場合3」に条件を指定するかというと、関数の引数画面の右側にスクロールバーが出ています。スクロールバーの▼をクリックしてみると

見えなかった「値が真の場合3」の枠が出てきました。
「値が真の場合3」の枠内に表示したい文字(今回はC)を入力してOKボタンをクリックします。

判定したいセルには78点と入っているので、80点未満60点以上となるのでBと出ていれば成功です。

IFS関数を人数分コピーすれば判定完了!
あとは、今入力したIFSが入ったセルを再度選択し、右下にある■にマウスポインタを合わせて人数分ドラッグして計算式をコピーしたら3つの指定した条件で判定されたものが出てきます。

この記事では、3つの指定した条件で判定することができる新しい関数「IFS」の使い方を書いてきました。
判定条件は値の大きいほうから指定していきますが、条件を3つ指定しようとすると枠が出てこない場合があります。その時は、関数の引数画面の右側に出ているスクロールバーの▼をクリックすれば枠が表示されます。
また、60点未満という条件を入れるには上の方法以外に、「論理式○」の枠内に「true」と入力し、「値が真の場合○」に表示したい文字を入力する方法もあります。





