シニア対象のスマホ相談会を開きました!

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高齢者とスマホ
高齢者とスマホ
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「高齢者対象のスマホ教室を開いて」と以前からお願いされていたのですが、なかなかまとまった時間が取れずにいまして。というのもスマホ教室となると準備もいろいろあるので、と言い訳をしていたけれど、あまりにも熱心にお話くださるので、「それじゃ、相談会という形でなら」ということでお受けすることになりました。

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スマホといっても全部が全部「同じではない」

スマホ教室を開くとなると一番困るのが、教室に来られる人が持っているスマホの機種がばらばらだということ。これはパソコン教室のあるあるでもあるのですが、OSが同じでもバージョンが違ったりインストールされているソフトが違ったりすれば、一斉講習というのはなかなか難しいものがあります。

たとえば、同じスマホの機種を購入するところから教室として運営できれば上のような状況は回避できるのですが、機種変更などが伴うし、契約している携帯電話会社も違うし、ご家族と一緒に契約している場合もあるのでこれは難しい話です。

一斉講習という形を成立させるには、せめてOSを揃えるということしかないのかもしれません。たとえばAndroidの人向けとかiPhoneの人向けとか。

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高齢者対象のスマホ相談会の様子

では、今回のスマホ相談会の様子を少しだけ書いておこうと思います。集まっていただいたのは8名。ご自身でスマホを購入された人です。念のため、スマホを契約した時に携帯電話会社と交わした契約内容が分かる資料を持参していただきました。

OSごとにグループに分けてみる

次に、同じOSの人をグループにして席についていただきました。次に、どんなことを聞いてみたいと思っているのかをそれぞれ自己紹介を交えながらグループトークをしてもらいました。

その内容を聞き取り、一斉に話すところと各テーブルで話すところを頭の中で仕分けます。

購入してからある程度時間が経過している人たちだったので、基本的な操作については確認程度、一斉に話をして理解しているかどうかを確認する作業としました。

高齢者対象のスマホ相談会で多かった質問

スマホ相談会ですので、テーブルを回り質問の多かったものをあげると

  • 電話番号の登録・呼び出し
  • アラームの設定
  • スケジュールの入力方法(カレンダー)
  • LINEに登録したい
  • カメラで撮影・写真の確認方法
  • 写真の整理方法
  • メールで写真を送る方法
  • スマホの上にあるアイコンの正体(Androidのみ)
  • アプリの購入方法

でした。

スマホで撮影した写真を整理したい

特に多かったのが、写真の整理でした。たぶん、パソコンを使っている人たちなので、フォルダーわけのイメージがあるんだと思います。これに関しては写真整理のアプリをご紹介することで解決しました。

写真整理用のアプリですが、OSごとにいろいろありますね。わたし自身はスマホで写真を整理しないのであまり意識したことはないのですが。

ちなみにわたし自身はスマホの写真をどうしているかというと、DropBoxというアプリを使って、パソコンからスマホの写真を取り出してパソコンのピクチャに移動させています。

iPhoneだとiPhoneの充電用ケーブルを使ってパソコンに写真を取り込むことができますし、Androidでも転送用ケーブルを準備してもらうか、スマホの写真をメモリカードに移動してパソコンのメモリカードスロットに差し込むことでパソコンに写真を取り込むことができます。

が、パソコンの前にどんと座って操作する時間が惜しいので、わたしはDropboxでの操作が多くなってしまっています。

iPhoneからパソコンへの写真の取り込みは

iPhoneの写真をパソコンに取り込みたい。「フォト」を使ってiPhoneの写真をパソコンに取り込む
iPhoneで撮影した写真をWindows10の「フォト」を使ってパソコンのピクチャに取り込む方法をご紹介しています。

Androidスマホからパソコンへの写真の取り込みについては

スマホ(Android)の写真をWindows10のパソコンに取り込む方法
Androidスマホで撮影した写真をWindows10のパソコンへ取り込む方法について。Androidスマホに付属のケーブルが充電専用のものだと写真の取り込みができません。また、Androidスマホのほうで設定が必要な場合もあります。

にまとめてあります。

LINEを使いたい。それも安全に。

あとはやっぱり、LINEの登録方法と使い方のご質問が多かったですね。電話代がかからないんでしょ?とかスタンプがかわいいとかそんな話もありながら、危険なんでしょ?という声もあがったり。どの方も知り合いとだけLINEでやり取りしたいという希望だったので、友だち追加の方法をご紹介しました。

LINEの友だち追加。「ふるふる」で追加できない
LINEの友だち追加機能のひとつ、「ふるふる」は、2020年5月、提供を終了しました 高齢者を対象としたパソコン教室の生徒さん、徐々にガラケーからスマホへ機種変更されています。 生徒さんがなぜスマホに機種変更しようと思ったのか、動機を伺うと

それからむやみに友だちが追加されるのは嫌だろうと(LINEの友だちが勝手に増えて困るという相談は定期的にあるので)、設定を変更しておきました。

LINEの「友だち」に追加した覚えのない名前がずらっと並んでいる
先生、LINEにな知らん人がいっぱい並んでるんや。誰にも教えてないのになんでやろ?個人情報が漏れたんやろか… と神妙な顔で相談されました。 LINEの「友だち」に追加した覚えのない人が並んでいるのはなぜ? LINEでやり取りしたい相手を「友...

グループに分けたのが良かったのか、それぞれのテーブルで話に花が咲き、わいわいがやがやの相談会になりました。

スマホの契約内容を確認してもらう

その中で契約内容を見ていただきながら、パケットとか家族割とかそういう文字が書かれているところを確認してもらうこともやってみました。中にはパケット容量が2GBという契約もありましたので、パケット上限を超えると速度制限がかかることがあるよということもお伝えしました。あわせて家庭内のインターネット環境も確認し、無線LANがあるならパケットを大量に消費するようなアプリ(地図や動画再生)は家庭内で使うようにお話させてもらいました。

高齢者対象のスマホ相談会を終えて

なんだかんだの二時間。あっという間に終わりました。

新しいことには新しい言葉がつきまといますね。全部を覚える必要はありませんが、覚えなくてもいいので聞き慣れてくださいね、と最後にお伝えすることができたのでこれはこれで良しとしなくちゃいけないかなと。

今回の反省。グループに分けても一斉にお話しできるのは8人までかな?やっぱり人数を減らして回を重ねたほうがよかったかもしれないなと。もう何回かこの形で続けて事例が集まったら講習スタイルにもっていけるかもしれないけれど…。

「本を買って読んだけど全然分からなかったのが一気に分かった!」と大喜びして帰っていかれた様子を見てホッとしたのも事実。やっぱり実際に触れて体験しないと記憶に定着するのって難しいかもしれないですね。

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