Excelで家計簿を作っているなら支出の割合を円グラフにしてみよう

高齢者のためのエクセル教室
この記事は約5分で読めます。

高齢者を対象としたパソコン教室の授業で、Excelで家計簿をつける方法をご紹介したところ、生徒さんから「食費とか雑費とか、どこにどれだけお金を使っているかが分かるようにしたい」ということで、支出を費目ごとに集計できるようにしようという話になりました。

スポンサーリンク

Excelで家計簿をつける基本的な方法は現金出納帳の作り方でいい

パソコンを使って家計簿をつける方法はいくつかありますが、Excelがインストールされているなら勉強も兼ねてExcelで家計簿を作ってみるといいのではないでしょうか。

それには、別記事にまとめた「現金出納帳」の作り方を応用してもらえればと思います。

日々の収入・支出を入力していくことで残金が自動計算されるので財布の中身と照合しやすく、費目ごとに集計できるようにすることで使い過ぎを防ぎ、予算化しやすくなるのではないでしょうか。

授業が進み、自動集計ができるようになったところで、生徒さんから「こういうのをグラフにしたら比較がしやすくなるんじゃないか」という提案がありました。

確かに数値だけで比較するより、グラフにした方が視覚で訴えかける効果がありますね。

Excelならいろんなグラフを作ることができる。支出全体からみた費目ごとの割合を知るなら?

グラフにはいくつか種類がありますが、家計の費目を比較するのに適したグラフはどんなグラフでしょうか。

グラフといえば棒グラフや折れ線グラフがすぐに頭に浮かんでくるかと思いますが、支出全体に対して各費目が占める割合を知りたいというのであれば「円グラフ」が一番適しているのではないでしょうか。

ということで、Excelで全体の値に対する各項目の割合を視覚的に確認することができる「円グラフ」の作り方をご紹介することになりました。

Excel2016で円グラフを作成するには

サンプルデータとして、Excelで以下の表を作成し、円グラフにしたい範囲(合計は含めずに)を選択しておきます。

Excel2016の「挿入」タブをクリック→「円またはドーナツグラフの挿入」ボタンをクリック→「2-D円」の一番左の円グラフをクリック

円グラフが完成しましたが、もう少し手を加えて見やすい円グラフに編集していきましょう。

円グラフに費目ごとの金額を反映させるには「データラベル」を使おう

完成した円グラフに食費がいくらかという数値を反映させてみましょう。グラフに数値を反映させれば表を見ることなく円グラフだけで費目ごとの金額が分かるようになります。

Excel2016で作成した円グラフに表の数値を反映させる「データラベル」を表示するには、円グラフをクリック(選択)→グラフの右上にある「+」のボタンをクリック→「グラフ要素」の「データラベル」にチェックを入れます。
Excel2016で円グラフを使ったときのデータラベル設定

費目ごとの金額は「データラベル」を使えば「パーセント表示」にすることができる

円グラフに支出全体の割合をパーセント表示させることもできます。これも、データラベルを使いますが、反映させる値を変更します。

円グラフに各費目の金額を支出全体から見た割合「パーセント表示」に変更するには、円グラフをクリック(選択)→グラフエリア右上の「+」ボタンをクリック→グラフ要素の中にある「データラベル」の右側に表示されている右向きの三角をクリック→「その他のオプション」をクリック
Excel2016の円グラフで%表示にする方法 その他のオプション
「ラベルオプション」・・・チェックを外す
「パーセンテージ」・・・チェックを入れる
Excel2016の円グラフ。データラベルオプションをパーセンテージに変更する

円グラフに表示されていた費目ごとの金額が、パーセンテージ表示に変更されました。

%表示の桁数を変更することもできます。
「パーセンテージ」から少し下に下がったところに「表示形式」というのがあります。「小数点以下の桁数」が「0」になっているので、「1」と入力し直すことで小数点第一位まで表示させることができます。
Excel2016の円グラフデータラベルのパーセンテージ。小数点以下の桁数

 

グラフの凡例をグラフ上に配置するには「データラベル」の「分類」を使おう

円グラフの下を見てみると「凡例」が表示されています。この「凡例」とはグラフに使用した項目(分類)が反映されています。凡例には色が設定されていますが、グラフの中の同じ色のところが同じ色の凡例とつながっています。

下のグラフには各費目が反映されるように設定を変更しました。グラフに費目を反映するには「データラベル」の「分類」を使います。

円グラフに各費目の項目(分類)を反映させるには、円グラフをクリック(選択)→グラフエリア右上の「+」ボタンをクリック→グラフ要素の中にある「データラベル」の右側に表示されている右向きの三角をクリック→「その他のオプション」をクリック。「ラベルオプション」の中にある「分類名」にチェックを入れる

グラフのデータラベルは自由に移動させることができる

グラフのデータラベルはテキストボックスと同じようにグラフ上に自由に配置することができます。

グラフ上のデータラベルを自由に配置するためには、自由に配置させたいデータラベルをクリック→グラフ上のすべてのデータラベルが選択された状態になる

→移動させたいデータラベルをもう一度クリック→移動させたいデータラベルだけが選択された状態になる

選択された状態になったデータラベルにマウスポインタを合わせると、マウスポインタが上下左右の矢印になったところでドラッグすれば自由な位置にデータラベルを移動させることができます。

Excelで家計簿をつけるなら円グラフも作ってみよう

Excelを勉強するなら基本的な操作が詰まった「家計簿」作成がお勧めです。Excelで家計簿をつける方法はたくさんありますが、今回は別の記事に書いたExcel2016で現金出納帳を作ろうを応用した形で家計簿を作成してみました。

生徒さんの要望から円グラフの作成を急遽追加しましたが、Excel2016でグラフを作成するためには選択範囲を間違えないことと、どういうふうに数値(データ)を表すといいかというグラフの選び方が重要になってきます。

今回は、今月使える金額の中でどの費目に一番お金がかかっているかが一目でわかるようにしたかったので円グラフで表しましたが、Excelには他にも棒グラフや折れ線グラフなどいろんなグラフが作成できるようになっているので、いろんな数値を集めてグラフを作成してみるのも勉強になると思います。

スポンサーリンク
この記事を書いている人
パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。
高齢者のためのICT教室については本サイト「高齢者のためのICT教室」についてお読みください。お問い合わせには随時対応させていただいておりますが、時間がかかりますことをあらかじめご了承くださいませ。

パソコン教室の先生をフォローする
高齢者のためのエクセル教室
スポンサーリンク
パソコン教室の先生をフォローする
高齢者のためのICT教室
タイトルとURLをコピーしました