Wordで文書を作成するときの基本的な操作の流れを知っておこう

高齢者のためのワード教室
geralt / Pixabay
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パソコン講習会で多く行われているのが「Wordを使った文書作成」です。高齢者対象のパソコン講習会で実際にお話ししているWordの文書作成における基本的な操作の流れについてまとめます。

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Wordを初めて使う人に対して行う講習会での流れ

Wordで文書(文章以外に画像や表が入っているもの)を作成するときの基本的な流れを初めに抑えておくと

  1. 用紙の設定を行う
  2. 文章をベタ打ちで入力する。文字サイズやフォントは変更しない。
    ※ここで保存しておく。これ以降、区切りのいいところで上書き保存。
  3. 必要なところに必要な画像や表を挿入する
  4. 文字の配置を変更したり修飾したりする

文章を入力しながら文字の大きさや配置を変更していくやり方もありますが、個人的にはあまりお勧めしていません。文章は一番削りづらいものなので必要な文章は初めにすべて入力してしまったほうが文章を整えやすくなるように思います。

用紙のサイズ、印刷の向き、文字の方向は最初に設定しておこう

Wordは、途中で印刷用紙の設定を変更すると画像が消えたり文字の配置がずれたりすることがあるので、文字入力を始める前に印刷用紙の設定を行うようにしましょう。

用紙サイズの設定以外に、印刷の向き(用紙を縦置きするか横置きするか)、文字は横書きか縦書きかは初めに設定しておきます。

Wordの余白設定は、文章量や画像の数などによるので後から調整したほうが手間が省けます。

Wordの用紙設定は、「レイアウト」タブをクリックをし、以下のボタンをクリックしてそれぞれ設定してください。

  • 印刷用紙のサイズ…「サイズ」ボタン
  • 印刷用紙の向き…「印刷の向き」ボタン
  • 縦書きにしたい…「文字列の方向」ボタンをクリック→「縦書き」

印刷用紙の設定が終わったら文章をベタ打ちで入力する

いよいよ文章を入力していきます。ここで意識するのは抜け落ちなく変換ミスなく文章を入力することです。文字の配置や大きさ、フォントの変更は最後に行います。

文章を入力していく際、文字の下に赤線が表示された場合については別記事にまとめました。

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画像や表を挿入する

文章が入力できたら、画像(写真やイラスト)や表を挿入します。

画像の挿入は、「挿入」タブをクリック→「画像」をクリックし、必要な画像を選択して「挿入」ボタンをクリックします。

挿入した画像を自由に移動させたい場合の操作方法については別記事にまとめてあります。

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パソコン講習会で実際に行うWordの基本操作の講習内容をまとめてみた。

今回ご紹介した流れは、高齢者対象のパソコン教室でWordの基本操作としてご紹介している内容を簡単にまとめたものです。

いろいろ書いてきましたが、Word講習会でいつもお話しさせていただいているのが、

  • 一番最初に操作するのは用紙サイズと印刷の向き
  • 文章の入力を優先。文字の配置や大きさを変える操作は後回し

です。最初にも書いたことですが、これが正しい流れというわけではなくて、この流れで操作してもらうと手間が省ける、というだけです。

パソコン操作というのは「操作方法がひとつしかない」ということはほとんどありません。いろいろ操作してみることで経験を積んで「自分なりに操作方法」を身につけてもらえたらそれが一番だと思います。

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パソコン教室の先生

市内の60歳以上の方を対象としたパソコン教室でインストラクターをしています。授業の中でお話している内容やパソコン相談会でお受けするご相談などについて書いています。
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