Excelで「1/1」と入力しセルを確定すれば、「1月1日」と表示されます。
「1月1日」と表示されたセルを選択し、数式バーを見ると「2024/1/1」とあります。Excelでは西暦を含めず月日だけを「/」で区切って入力すると、自動的にその年が追加されるようになっています。
1997/1/1と入力したいなら「97/1/1」と入力しセルを確定すると「1997/1/1」となり、2017/1/1と入力したいなら「17/1/1」と入力しセルを確定します。
年を含めない月日だけを「/」で区切って入力すると1月1日のような表示になるのに、年を含めて「/」で区切って入力すると2017/1/1のように表示されます。
●●年●月●日と入力しないといけないのは不便だね
●●年●月●日と入力してもいいですし、上のように西暦の下2桁と月日を「/」で区切って入力してから「表示形式」を使って見せ方を変える方法もありますよ。
この記事では、Excelの「日付」に関して表示形式を含めたお話を紹介していきます。
「1/1」と入力、セルを確定したら「1月1日」になる→表示形式を使えば「2024年1月1日」「令和6年1月1日」と表示することができる
「1月1日」→「2024年1月1日」にするには?
「1月1日」と表示されているセルを選択、「ホーム」タブにある「ユーザー定義」の横にある▼をクリック→「その他の表示形式」をクリック。
分類から「日付」をクリック、種類の中から「2012年3月14日」をクリックして選択、OKボタンをクリックすると
「2024年1月1日」と表示されます。
「1月1日」→「令和6年1月1日」にするには?
次に、「2024年1月1日」と表示されたセルを選択し、先ほどと同じように「ホーム」タブにある「日付」横の▼をクリック、「その他の表示形式」をクリック、
分類は「日付」になっていることを確認、右側の「カレンダーの種類」の「グレゴリオ暦」横の▼をクリック、
「和暦」をクリックすると
カレンダーの種類が変わります。「平成24年3月14日」をクリックして選択し、OKボタンをクリックすれば、
「令和6年1月1日」と表示されます。
たとえば、自分の生年月日を西暦で、と言われたとき。Excelで「令和6年1月1日」と入力し、セルの表示形式を「日付」にある「西暦」に変更すると西暦が分かりますね。
「97/1/1」と入力、セルを確定すると「1997/1/1」と表示される→西暦なしの「1月1日」と表示するには?
西暦がついた表示になる場合は、「ホーム」タブの「日付」横の▼をクリック、その他の表示形式をクリックし、
分類が「日付」になっていることを確認、「種類」にある「3月14日」をクリックして選択、OKボタンをクリックすれば
当年以外の西暦がついた日付表示を西暦なしで表示することができます。
Excelの日付の表示形式 応用編
日付は「●日」と表示し、横に曜日を自動表示するようにしたい
Excelで日付を入力したセルの横に曜日を自動表示するには曜日を関数で表示するのですが、ただ「1日」と入力してしまうと関数を使って曜日を取り出すことができません。
関数を使って曜日を取り出すには、元になる日付が「日付」である必要があります。しかし、1日と入力しては曜日を取り出すことはできません。そこで、「1月1日」を「1日」と表示するよう、表示形式を変更します。
「1月1日」と表示されたセルを選択し、「ホーム」タブにある「ユーザー定義」横の▼をクリックし、「その他の表示形式」をクリックします。
分類が「ユーザー定義」になっていることを確認、右側の種類の枠内にある「m”月”」を選択してキーボードのDeleteキーで削除、
d”日”となったことを確認してOKボタンをクリックすると、
西暦も月の情報も持たない「●日」と表示され、右のセルに入っている曜日もちゃんと表示されます。
Excelで日付を入力したセルに数字を入力し直すと、正しい数字が表示されなくなります。これは、日付を入力したセルに残った日付の表示形式が原因です。
また、今回は日付の表示形式について書きましたが、他の表示形式についても書いていますのでよかったら目を通していただければと思います。